みみの日

なんにもしないまま ひな祭り終了しました。
娘も息子も、学校の給食で食べたというので ちらし寿司も作らず…
(まあ、作ったとしても すし〇郎なんですけど)


娘との帰り道
「おかーさん、今日は何の日か知ってる？」
ものすごく真面目な顔で聞いてくるので
「おひなさんの日やなあ(今年も出してないけど)。」
「ちがいます！ちゃんと考えてよ。」
何で ちがうはずないやん…と思いましたが、適当に考えるふりで生返事してると
「おしえたろか。みみの日でした～おかーさんしらんかった？」
…知らんことないけど、そんなん忘れてたってば。
せっかく得意気に教えてくれてるのに、機嫌こわすのも何なので感心のふり。
「先生に教えてもらったねん。だから今晩 耳そうじして。」
…はいはい、わかりました。
と、いうことで、お風呂上り 久しぶりに耳そうじしてあげました^^


10年前の今夜 息子が生まれました。
予定日は３日ほど後でしたが、
私としては覚えやすいおひな祭りの日がいいな～と 勝手に思ってました。
夜８時頃から なんか痛いような？と思ってるうちに
痛みの波の感覚はだんだん強くなり…
オットも職場で連絡とれず。
病院に電話したところ、心配ならいらして下さい…と。

ひとりの間になんかあるのも怖くて、書置きを残してタクシーで病院へ。
…今頃から病院？ご家族なんかあったんですか？
尋ねてくれた運転手さんに
…陣痛っぽいんですよね。まだそんなに強くないけど。
…え？お客さんが？平気な顔に見えるけど。ほんまですか？
そう驚かれるほど、なんだか冷静でした^^:

病院についたのが11時前くらい。
お医者様に 今夜はまだないでしょう、明日の朝かな、と言われました。
が、そこからあっという間に進み、めっちゃ痛い～～コールをした時には
あら、もう全開。
日付が変わってすぐ、あっけないほど軽く産まれてきてくれました。

テレビのドキュメントなんかで見かける、出産の感激で涙流してるシーン。
ああいう感動とはほど遠く、ただ脱力。無事にすんで、よかった(笑)
(残念、あと30分早ければ 目論見どおりひな祭り生まれやったのに^^:)


こんなこと書いても なんの意味もないけど
どっかに記録しとけばよかったなーって最近思うことが多いので。
10年経って忘れてないことだけでも 今のうちに。
あと10年経ったら、もっともっと、記憶が減ってるはずなので…。